CROSS TALK
TALK MEMBER
TOPIC 01
広告業界を目指したきっかけや、就活中に意識していた“軸”みたいなものがあれば、それぞれの経験を交えながら教えてください。
正直に言うと、就活当初は「これが軸です!」って言えるような明確なものは持っていなかったんです。
でも、広告って日常生活に絶対必要というわけではないのに、あることで企業や人の気持ちを豊かにできる
──そういう存在だなと感じていて。そういったところにすごく魅力を感じて、自然と広告業界に興味が向いていった感じですね。
私も似たような感じで、「これがやりたい!」っていう強い気持ちは正直なかったです。だからこそ、就活はけっこう迷いながら進めていて。
大学のキャリアセンターに相談しながらいくつかの企業を受けていく中で、最終的に雰囲気や条件を比較して、この会社を選びました。直感というか、「ここだったらちゃんと続けられそうだな」と思えたのが大きかったですね。
私はかなり単純な理由で、最初は「広告業界ってなんかキラキラしててかっこよさそう!」っていうイメージから入りました(笑)。ドラマとか雑誌の中で見る世界に憧れがあって、ああいう場所で働けたらきっと楽しいだろうな〜って。
そこから広告とPR業界に絞って企業を探すようになっていきましたね。自分の好きなものやことを、人に伝える仕事ができる、ポジティブな気持ちを伝えることって素敵だなと思って、そこは就活の軸になっていたと思います。
僕は大学でデザインを専攻していて、メディアやファッションなども含め、グラフィックや広告に近い分野に元々興味があったんです。授業で実際のクライアントを想定して課題解決型の提案をするプロジェクトがあって、その中で「相手の話を聞いて、問題を見つけて、提案していく」というプロセスがすごく面白くて。自然と「こういうことを仕事にしたいな」と思うようになって、広告業界を目指すようになりました。
今振り返ると、その経験が自分の就活の軸になっていた気がします。
TOPIC 02
学生時代の経験の中で「今の仕事に活きているな」と感じていることについて聞かせてください
アルバイトでも部活でも、ゼミや趣味でも、どんなことでもOKです。
私の場合は、アパレルでの接客バイトがすごく今に活きていると感じています。お客さんに「これ可愛いですよ!」ってただオススメするだけじゃなくて、持っている服との合わせ方を提案したり、「こういうコーデが人気ですよ」って自然な流れで話を広げたり。
接客って、一方的に話すんじゃなくて、相手の反応を見ながら会話を組み立てていく力が必要だったんですよね。
それが今、お客様との打ち合わせのときにもかなり役立っていて、「話しながら探る」って感覚がそのまま営業に繋がってる気がします。
私もバイト経験から学んだことは多いです。
飲食店で働いていたんですけど、例えばお客さんがメニューを見て迷ってるときに「今日はこういうのが人気ですよ」とか「このセットだとお得ですよ」とか、相手の目線になって提案することが自然と身についていました。
相手が何を求めているかを読み取る力というか。それって、今の営業の仕事でもすごく重要で、直接「これがほしい」と言われなくても、会話の中からニーズを拾い上げていく感覚に近いなって思います。
Suzuki.Mさんは一緒に仕事をしていて、本当に精神力が強いなと思って、それはやっぱり大学までずっと運動部でやっていたからなのかなと思うんですけど、、、
そうですね、私はアルバイトより部活動での経験が今に繋がっていると感じています。
部活って、練習とか活動にただ参加するだけじゃなくて、自分が任された役割をしっかり果たすことがすごく大事なんですよね。責任感とか、地道に継続する力とか。
社会人になってからも「自分のやるべきことをちゃんとやり切る」っていう姿勢は、やっぱり基本だと思うので、当時の経験が今の自分を支えてくれてるなって思います。
僕は大学でグラフィックやビジュアルデザインを学んでいたので、そこで得たスキルがそのまま今の仕事にも活かせている感覚があります。
たとえば、お客様に提案資料を作るときに、自分でレイアウトを工夫したり、広告デザインのラフを作成したりすることで、提案がより視覚的に伝わるようになるんです。
実際に「このイメージいいね」って言ってもらえるとすごく嬉しいし、お客様自身もゴールが想像しやすくなるんですよね。
最近は訪問のときにも、簡単でもいいから良い準備を心がけているのが結果につながっていて、「デザインってやっぱり武器になるな」と改めて感じています。
TOPIC 03
キョウエイアドへの入社の決め手は何だったのでしょうか?
もともと広告業界に行きたいという気持ちはありましたが、その中でもキョウエイアドに決めた理由は、面接で感じた雰囲気の柔らかさでした。
他の会社の面接だと、ちょっと堅い空気感だったり、どこか形式的な感じがあったんですけど、キョウエイアドの面接はすごくフランクで話しやすくて。
自分の素を出して話せるような空気があったのが印象的でした。こういう会社だったら、きっと楽しく働けるんじゃないかなって、自然と感じられたのが大きかったですね。
私も最後は2社で迷っていて、もう一社はインターネット広告の会社だったんですけど、キョウエイアドの方が社員の人と実際に話す機会が多くて。
会社に来てみてって声をかけてもらって、オフィスを訪問したときにいろんな人と会話する中で、「なんかいいな」って直感で思ったんです。
みんな気さくに話しかけてくれるし、変に気を遣わなくていい感じで。そういう空気感に惹かれて、ここに決めました。
私はすごくシンプルなんですけど、「オフィスが綺麗だった」っていうのと、勤務地が通いやすい場所だったっていうのも大きかったですね
もちろん条件とかも大事だけど、毎日通う場所としての居心地の良さはすごく重要だと思っていて。その点でキョウエイアドはすごく安心感がありました。
私が最終的に決めた理由は「残業が少ない」という点でした。
広告業界って、激務なイメージが強く、実際に他の会社は「残業ありき」の制度のところも多かったので、そこが大きな違いでした。
あとは、地域密着型であることも自分にはすごく合っていると思っていて。
地元の静岡から首都圏に出てきて働く上で、「地域に根ざした広告」っていうのは、自分の実感に近いところから提案できる良さがあるなって思っています。
では、実際に入社してみて、「思ってた通りだった」とか「意外だった」みたいなギャップはありましたか?
いい意味で、すごく“人がいい”会社だなと思いました。
本当にそう!
新人に対してもみんな親身に教えてくれるし、何かわからないことがあったときにすぐ相談できる環境があるのは、本当にありがたいです。
入社前に「人がいい会社です」って言われても正直ピンとこなかったんですけど、実際に入ってみたら「本当にそうだわ!」って感じました。
私もそれはすごく感じてます。
説明会で「人の良さ」をアピールされると「本当かな〜?」って思ってたんですけど(笑)、入ってみたら本当にみんな温かくて、ちゃんと気にかけてくれて、声もかけてくれるし。しかもそれが、ただの仲良しとかじゃなくて、「仕事としてちゃんと教えてくれる」っていうのがすごく大事なポイントだと思います。
友達の中には「上司が何も教えてくれない」って悩んでる子もいたりするので、そういう意味でもすごく恵まれた環境だなって思っています。
僕も、人の雰囲気に助けられている部分はすごく大きいです。
あとは、仕事の自由度が思ったより高いなと感じました。
営業でどの媒体を提案するかとか、どの企業にアプローチするかもある程度自分の裁量で決められるので、自分で考えて動くことが求められる分、やりがいもあります。
入社前は「ある程度決まった仕事をこなしていく感じかな」と思っていたので、良い意味でギャップでした。
たしかに、自分で組み立てていける自由さって、向き不向きもあるけど、合う人にはすごくやりがいになるよね。
そうですね。
最初は「こんなに自由で大丈夫かな?」って不安もありましたけど、いろいろな業界に触れられるし、その中で自分の興味や得意分野を見つけていけるので、今はすごく楽しいです。
TOPIC 04
今“人の良さ”という話が出ましたが、社内の雰囲気や人間関係についてもう少し具体的に聞かせてください。
私はわりと先輩に質問することが多いんですけど、驚いたのは、みんな本当に手を止めて応えてくれることです。
「ちょっと待ってね」と言われることがほとんどなくて、すぐに「どうした?」って聞いてくれる。
そのレスポンスの速さが本当にありがたいし、安心して相談できます。
あと、先輩じゃなくても他部署の方が気にかけて声かけてくれたりするのも嬉しい。
メディア担当の方とか、経理の方とか。菊田さん(採用担当)なんて、まさに“みんなのパパ”みたいな存在です(笑)。
部署を越えて見守ってくれてる感じがあって、心強いです。
私はカメラ部に入ってるんですけど、休日の活動もちょうどいい距離感なんですよね
がっつり練習!という感じじゃなくて、ゆるく楽しく。
だからこそ、プライベートの時間としてちゃんと楽しめるし、気分転換にもなっています。あと、部署を越えていろんな人と関われるのも面白いです。
僕はイラスト部に参加していて、他拠点のメンバーとも関わりができているのが面白いなと思ってます。
オンラインでミーティングしたり、普段なかなか接点がない人と話すことで、社内にこういう考え方や趣味を持ってる人もいるんだって気づけたりして。
業務では接点がない人とも繋がれるのが、サークル活動のいいところですね。
仕事とはまた違った形でコミュニケーションが生まれることが、雰囲気の良さを物語っていますね。
TOPIC 05
社内の人間関係の良さがリアルに伝わってきたところで、働き方やワークライフバランスについても聞いてみたいと思います。
「残業が少ない」とか「働きやすい」とよく話題にあがりますが、実際に働いてみてどうですか?
ワークライフバランスは本当に取りやすいと思います。
基本的に定時で帰れることが多いので、仕事終わりに自分の時間をしっかり持てるのはありがたいですね。
私はアニメ観たり、本読んだり、映画観たり、インドア派な過ごし方をしてるんですけど、それがちゃんとできる生活リズムなのがうれしいです。
ただ、たまに外に出たときはついつい広告を見ちゃいますね。うちが担当している広告を見るとつい「あ、これうちの会社のだ!」って反応しちゃいます。
わかる。もう職業病みたいな感じで、自然と街の広告に目がいくようになってます。
でも、それが全然イヤじゃなくて、むしろ楽しくなってきてます。
友達に自慢したりとか笑
たしかにそれは広告業界ならではかもしれないですね。
働き方の面では、時差出勤や在宅勤務の制度がありますが、うまく活用できてますか?
この前、体調が悪くて「風邪か花粉症かわからない…」みたいなときがあったんですけど、周りに移したくなかったので在宅勤務に切り替えさせてもらいました。
終わったあとにすぐに病院に行って、ちゃんと対処できたので、制度があることで助かったなと思いました。
無理して出社しなきゃいけない雰囲気じゃないのが、ありがたいですね。
では今度は仕事の話をしていければと思いますが、大変だなと思うことはなにかありますか?
大変なことはやっぱり、ノルマですね。
営業なので当たり前のことですが、達成に向けてどのように動いていくのか常に考えないといけないので。
私は計算があまり得意ではないので、広告料金の計算などで苦戦することがあったんですが、昨年末にフォローアップ研修をしていただいて1年経ってやっと身についてきました笑
あとは、おもにお客様とのやり取りで、どうしても会話の息が合わないなと感じることもあり、そこをどう合わせていこうかという部分も難しいです。
同じく、そういう経験はありますね。。。
お客様の業種によっては、電話をかける時間が大事だったりして、忙しい時間帯にかけちゃうと迷惑になってしまうので、その見極めも一年の中でなんとなく感覚を掴んでいった感じです。
その人に合ったヒアリングとか接し方も、営業をかけていく中で身につけていくので、最初は大変ですね。
では反対に、楽しいな・面白いなと感じる瞬間などはありますか?
色んな会社を知れて楽しいなと思います。Onishi.Aさん、前に化粧品もらって帰ってきたよね(笑)
そうなんです!
試供品なんですけど、コスメとかが好きなので。
そういう自分の好きなものに通ずる仕事ができるって、仕事のモチベーションにもつながりますし、仕事をもらえた時はより嬉しいので、自分で営業する業種を選べるのは楽しいなって思います。
自分で業種で業種を選べると、だんだん得意分野みたいなのができていきますよね。
私はあまり得意分野と言えるものはないですが、Hosaka.Tさんは福祉系めっちゃ得意なイメージです!
そうですね、理由としては福祉業界の方はお話好きの方が多い印象があって、個人的にそういう方とのコミュニケーションがやりやすいと気づいて、積極的にその業界にアプローチしているというのはあります。
もともと自分から積極的に話を進めていくことにあまり自信がなかったのですが、福祉業界にアプローチすることで“いい会話”の訓練を重ねて、今は自信がついてきました!
ありがとうございます。
いろんな業界にアプローチできる楽しさから、皆さんの仕事への取り組み方まで伝わってきました!
TOPIC 06
自分の中で感じている「成長」
ちょうど、成長を実感するようなエピソードが出てきたので、この1年で「自分、ちょっと成長したな」と感じていることがあれば、教えてください。
私はもともと、人と電話するのがすごく苦手で…友達との電話ですら緊張するタイプだったんです。
でも今は、毎日営業電話をしてるし、お客様とも普通に会話できてる。それってすごく成長した部分だと思ってます。
最初は本当にビクビクしてたけど、今は「どうやったら話が盛り上がるかな?」って考えられるようになりました。
あとOnishi.Aさんは、入社してすぐは「もう無理だよ。。。」ってなりがちだったのが、今はすごくポジティブになった気がする。
ありがとう(笑)
Matsumoto.Mさんは、間違いなく「明るい電話」ができるようになったと思います。
最近は近くで聞いてて「お客さんといい会話してるな~」って感じることが多いです。
嬉しい(笑)たしかに最初の頃はとにかく緊張して早口になってしまっていたんですけど、今は相手の反応を見ながら少し余裕を持って話せるようになりました。
まだ完璧とは言えないけど、ちゃんと“できること”が増えている感覚はあります。
Suzuki.Mさんは、「強いな」って印象です。メンタルとか、やりきる力とか。最近とくに感じますね。
Hosaka.Tさんは、やっぱり最初は、電話することに対してハードルのようなものがあったと思うんですけど、最近は電話件数も増えたし、トークの内容も全然私よりうまいなって思います。
丁寧だし分かりやすいし、電話のスキルがどんどん上がっているなと感じます。
最初はとにかく緊張していて、聞きたかったことも聞き損ねちゃうとかもありました。
でも今は、相手のペースに合わせてヒアリングしたり、自分なりの話し方が見えてきたりして。
電話でも対面でも、「自分らしい伝え方」が少しずつできるようになってきたのは、成長かなと思っています。
成長というテーマでいくと、先輩たちが「こういうところ成長したよね」と口に出して言ってくれるのがすごく嬉しいし、自信にもつながっています。
いいですね。
みんなで高め合っている感じが、見ていて頼もしいです!
これから目指したい姿・ビジョン
では、これからさらにどんな自分を目指していきたいか──今後のビジョンについても聞かせてください。
まずは仕事をたくさんいただけるようになりたい。営業だからこそ、そのマインドを大切にしたい。
あとは、「この人に聞けば大丈夫」と思ってもらえるような、信頼される営業になりたいです。
いまは先輩たちに助けてもらってばかりだけど、今後は自分が後輩を支える立場にもなっていくと思うので、自分のことだけじゃなく、周りにもちゃんと目を向けられる存在になれたらいいなと感じています。
これからは、自分の好きな業界とか得意なジャンルをもっと深掘りして強みにしていきたいなって思ってます。
たとえば化粧品や美容系など、自分が元々興味のある分野にもっと強くなって、「これなら任せて!」と言えるようになりたいですね。
私は「苦手を作らない人になりたい」って思っています。
得意なことを伸ばすのももちろん大事だけど、営業ってやっぱりいろんな業務に関わるので、幅広く対応できることが強みになると思っていて。
なんでも柔軟にこなせる人になっていきたいですね。
僕は、最近は問い合わせ案件に対応することや営業以外の業務にかかわることも増えてきたので、両方をバランスよくできるようになりたいです。
今はまだ学んでいる段階ですけど、どちらかに偏らず、全体を見渡して質の高い対応ができるように力をつけていきたいと思っています。