kyoei ad × 地元

【ドアちか京都】
京都の地下鉄を
もっと便利で快適にしたい

プロジェクト背景

京都市は交通の便が決していいわけではなく、市民の移動手段は車や自転車を使う人が多いのが特徴です。京都市では2008年より「京都市未来づくり100人委員会」というプロジェクトを推進しており、その中で「チームのりもの」という市民の議題チームを発足させ交通環境を議題のひとつとして取り上げていました。地下鉄の利便性を高めることで、自転車や車の利用者を減らし、公共交通機関の利用者数を増やすことはできないか。たくさんのプロジェクトが推進される中で、その一環として、どの車両に乗ったら改札にスマートにアクセスできるか、エレベーターやエスカレーターに近いかなどがひと目でわかる「ドアちか京都」という地下鉄便利マップの設置が行われることになりました。

キョウエイアドの役割

キョウエイアドはもともと最初から「ドアちか京都プロジェクト」に参画していたわけではなく、たまたま、新聞記事を見かけた弊社社員が社内にアナウンスし、参画することが決定しました。プロジェクトメンバーはチームのりものを中心とし、京都市交通局、京都市、そしてキョウエイアド。長年交通広告に携わってきた当社は、制作物の印刷、現地調査、図面起こし、デザイン作成他、制作にかかる一切の業務を担当。また、広告業というネットワークの広さを生かした、制作費捻出のための協賛スポンサー探しも担当しています。

実施内容 ーーーーーーーーーーーーーー

▶︎ドアちか京都
駅構内のマップを作るにあたり、京都市交通局より提示された駅図面をもとに、地下鉄全駅の調査を実施。階段、エレベーター、改札口の位置、地上や近隣施設、地上のバス乗り場へのアクセスなどくまなく調査。詳細な駅図を起こし、終端駅のポスターを皮切りに1年をかけて全駅へのポスター掲出を実施。
▶︎ハンディ版ドアちか
地下鉄全駅ほか、市内公共施設での配布用にハンディ版ドアちかを制作。
▶︎ドアちか告知ポスター
ドアちかの地名度向上のため、京都市交通局および京都市の協力のもと、地下鉄全駅および車両内、市役所、区役所などにポスターを掲出。2020年に駅内のポスター掲出数が大きく増設されることに。
▶︎ドアちかWEB
開設以来利用者数は延べ46万人、京都市民だけでなく、観光客やビジネスマンにも幅広く利用されています。

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地域貢献としての成果

市民主導で行い、地下鉄利用者、京都市、京都市交通局、スポンサーをお願いした協賛企業に高く評価されています。当初の目的である地下鉄の利便性を高めることはクリアできたことはもちろん、当社が取り扱う広告媒体の価値も高まっており、「地域=キョウエイ=企業」の理想的な関係が生まれています。また、人々の役に立つ、地域に貢献するという仕事が果たせていることに対して、社員の働き甲斐にもつながっています。